わんちゃんとねこちゃんの暑さ対策スタートガイド

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はじめに
はじめに
夏は、体温調節が苦手なわんちゃん、ねこちゃんにとって熱中症のリスクが高まる季節です。わんちゃん、ねこちゃんは暑さや具合が悪いことを言葉で伝えることができません。飼い主が普段からよく観察し、すぐ異変に気づいてあげることが大切です。また少しでも快適に過ごせるよう環境を整えてあげ、リスクを減らしましょう!

夏は、体温調節が苦手なわんちゃん、ねこちゃんにとって熱中症のリスクが高まる季節です。

わんちゃん、ねこちゃんは暑さや具合が悪いことを言葉で伝えることができません。

飼い主が普段からよく観察し、すぐ異変に気づいてあげることが大切です。

また少しでも快適に過ごせるよう環境を整えてあげ、リスクを減らしましょう!

体温調節が苦手なわんちゃん、ねこちゃんの為におぼえておこう!

体温調節が苦手なわんちゃん、ねこちゃんの為におぼえておこう!

少しでも異変を感じたら…すぐに動物病院に電話をしよう!

少しでも異変を感じたら…
すぐに動物病院に電話をしよう!

熱中症かなと思った時は、真っ先に動物病院へ連絡をして獣医師の指示に従うことが大切です。すぐに連絡ができるように、かかりつけの動物病院と他にかかりつけ病院が休診日 の場合や夜間救急時に対応可能な病院の連絡先を控えておくと安心です。また、遠出をする場合は現地の動物病院をチェックしておきましょう。

熱中症かなと思った時は、真っ先に動物病院へ連絡をして獣医師の指示に従うことが大切です。

すぐに連絡ができるように、かかりつけの動物病院と他にかかりつけ病院が休診日 の場合や夜間救急時に対応可能な病院の連絡先を控えておくと安心です。

また、遠出をする場合は現地の動物病院をチェックしておきましょう。

動物病院へ行くまでにできる事

どうしてもすぐに獣医師へ連絡が取れない場合は、以下に注意しながら最低限の応急処置を行い、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。

どうしてもすぐに獣医師へ連絡が取れない場合は、以下に注意しながら最低限の応急処置を行い、すぐに動物病院へ連れて行きましょう。

冷水や氷などで急激に冷却をしてしまうと、体表の血管が収縮し体熱の放散を妨げ体温の降下が遅れてしまい、逆効果になることがあります。

急激な冷却、冷やしすぎに注意!
冷水や氷などで急激に冷却をしてしまうと、体表の血管が収縮し体熱の放散を妨げ体温の降下が遅れてしまい、逆効果になることがあります。

わんちゃんやねこちゃんが過ごしやすい室温と湿度

わんちゃんやねこちゃんが
過ごしやすい室温と湿度

犬種・猫種によっても異なりますが、夏場のわんちゃんやねこちゃんの過ごしやすい室温 は22~25℃、湿度は50~60%が目安と言われています。室温だけではなく、湿度も合わせてチェックしよう!

犬種・猫種によっても異なりますが、夏場のわんちゃんやねこちゃんの過ごしやすい室温 は22~25℃、湿度は50~60%が目安と言われています。 室温だけではなく、湿度も合わせてチェックしよう!

クーラーや扇風機などの冷房器具を使い風通しを良くし、涼しく保つことが大切です。また屋内であっても窓側など直射日光が当たるような場所は注意が必要です。カーテンなどをして対策をしましょう。

クーラーや扇風機などの冷房器具を使い風通しを良くし、涼しく保つことが大切です。

また屋内であっても窓側など直射日光が当たるような場所は注意が必要です。

カーテンなどをして対策をしましょう。

クールアイテムでおうち時間をひんやり快適に!

クールアイテムでおうち時間を
ひんやり快適に!

接触冷感素材を使用したクールアイテムは熱伝導性が高く、熱を素早く拡散してくれます。ベッド、マット、ブランケットなど、わんちゃん、ねこちゃんに合ったアイテムでひんやり快適に休める場所をつくろう。

接触冷感素材を使用したクールアイテムは熱伝導性が高く、熱を素早く拡散してくれます。

ベッド、マット、ブランケットなど、わんちゃん、ねこちゃんに合ったアイテムでひんやり快適に休める場所をつくろう。

冷却枕もおすすめです。ただし冷却枕や保冷剤の中身などは誤飲誤食の危険性があり注意が必要です。目を離す時間が長い場合や留守番をさせる時は使用をやめ、わんちゃん、ねこちゃんの口や手の届かないところで保管をしましょう。

冷却枕もおすすめです。ただし冷却枕や保冷剤の中身などは誤飲誤食の危険性があり注意が必要です。

目を離す時間が長い場合や留守番をさせる時は使用をやめ、わんちゃん、ねこちゃんの口や手の届かないところで保管をしましょう。

十分な水分補給を心がけよう!

屋内でも水分補給を忘れないようにしよう。水飲み場を増やし、いつでも水分補給ができるようにすることが大切です。器が空になったり、倒れてしまわないように注意してください。また、水はこまめに入れ換えて食器もその都度洗浄、消毒をしていつでも衛生的な水が飲めるよう にしよう。ウェットフードやペット用ミルク、ペット用ゼリー など水分を多く含むフードやおやつは水分補給のサポートとしておすすめです。

屋内でも水分補給を忘れないようにしよう。

水飲み場を増やし、いつでも水分補給ができるようにすることが大切です。

器が空になったり、倒れてしまわないように注意してください。

また、水はこまめに入れ換えて食器もその都度洗浄、消毒をしていつでも衛生的な水が飲めるようにしよう。

ウェットフードやペット用ミルク、ペット用ゼリー など水分を多く含むフードやおやつは水分補給のサポートとしておすすめです。

夏場は極力外に出さないことが大切です

夏の屋外は、屋内よりもさらに熱中症のリスクが高まります。散歩は朝、夕、夜の涼しい時間帯に短時間で済ませましょう。持病がある場合は特に注意が必要です。どうしても外出が必要な場合は以下の暑さ対策を行い、必要最低限の屋外活動にしましょう。

夏の屋外は、屋内よりもさらに熱中症のリスクが高まります。

散歩は朝、夕、夜の涼しい時間帯に短時間で済ませましょう。

持病がある場合は特に注意が必要です。

どうしても外出が必要な場合は以下の暑さ対策を行い、必要最低限の屋外活動にしましょう。

クール衣類で体の冷却をサポート!

接触冷感、吸水速乾生地を使用した衣類は体の冷却をサポートしてくれます。またポケットの付いた衣類に保冷剤を入れて使用すると冷感効果が得られます。伸びが良い生地や通気性が良いメッシュ生地など、愛犬に合った素材を選ぼう。衣類を水に濡らし、軽く絞ってから使用すると気化熱で涼しさがさらにアップします。ミストで湿らせてもOK!衣類が苦手な子には、保冷剤を入れたクールバンダナや冷却リングを使用し、首周りを優しく冷やしてあげよう。

接触冷感、吸水速乾生地を使用した衣類は体の冷却をサポートしてくれます。

またポケットの付いた衣類に保冷剤を入れて使用すると冷感効果が得られます。

伸びが良い生地や通気性が良いメッシュ生地など、愛犬に合った素材を選ぼう。

衣類を水に濡らし、軽く絞ってから使用すると気化熱で涼しさがさらにアップします。ミストで湿らせてもOK!

衣類が苦手な子には、保冷剤を入れたクールバンダナや冷却リングを使用し、首周りを優しく冷やしてあげよう。

こまめに水分補給をしよう!

外出時は十分な水と、折り畳み皿や携帯水飲みボトルなど給水ができるグッズを持ち歩こう。日陰などの涼しい場所でこまめに休み、水分補給も行ってください。

外出時は十分な水と、折り畳み皿や携帯水飲みボトルなど給水ができるグッズを持ち歩こう。

日陰などの涼しい場所でこまめに休み、水分補給も行ってください。

アスファルトの照り返しに注意!

わんちゃんが歩く場所は地面に近い為、とても高温になりやすいです。アスファルトを触って熱くないか確認をしましょう。

わんちゃんが歩く場所は地面に近い為、とても高温になりやすいです。 アスファルトを触って熱くないか確認をしましょう。

ペットカートはわんちゃんの位置を地面から離すことができ、照り返しや足裏のやけど対策ができます。ただしカート内部が高温にならないように要注意!ミニ扇風機で風を送ったり、接触冷感生地のカート用クッションを使用し、屋外でもひんやり快適にしてあげましょう。

ペットカートはわんちゃんの位置を地面から離すことができ、照り返しや足裏のやけど対策ができます。 ただしカート内部が高温にならないように要注意! ミニ扇風機で風を送ったり、接触冷感生地のカート用クッションを使用し、屋外でもひんやり快適にしてあげましょう。

車内置き去りNG!

車内は高温になりやすい為要注意です。しめ切った車内に残すのは絶対にやめましょう。

車内は高温になりやすい為要注意です。 しめ切った車内に残すのは絶対にやめましょう。

  • ・熱中症にならないように対策をしよう

  • ・夏場は極力外にださない

  • ・散歩をする場合は朝夕夜の涼しい
    時間に短時間にする

  • ・日頃からわんちゃんの様子を
    よくみておきましょう

  • ・万が一熱中症になった時のための
    準備もしておきましょう
監修者より

皆様にぜひこのスタートガイドを参考にしていただき、予防できることは予防して、動物の事故・怪我・病気の可能性を軽減してもらいたいと思います。動物と人間が仲良く暮らすことができる持続可能な社会になることを願っております。

皆様にぜひこのスタートガイドを参考にしていただき、予防できることは予防して、動物の事故・怪我・病気の可能性を軽減してもらいたいと思います。

動物と人間が仲良く暮らすことができる持続可能な社会になることを願っております。

監修者プロフィール

鈴木正芳
(さかまち動物病院院長:獣医師)

北里大学獣医学部を卒業後、宮城県仙台市にて研修の後新潟県村上市にて「さかまち動物病院」を開業(今年で30年目)

公益社団法人日本獣医師会認定獣医師
公益社団法人新潟県獣医師会理事
公益社団法人新潟県獣医師会小動物臨床部会長
新潟県小動物臨床研究会元副会長・元監事

研究分野に、熱中症、誤飲誤食、泌尿器疾患、など

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